サンフランシスコのスタートアップエコシステムとは
どうも、リンリンです。
今回はサンフランシスコのスタートアップエコシステムについて。
ご存知の通り、サンフランシスコでは日々多くのスタートアップカンパニーが生まれています。そして、それらはサンフランシスコ独自の「スタートアップエコシステム」の一部となり、次第に成長してゆくのです。
サンフランシスコのスタートアップエコシステムは、以下の要素から成ります。
- スタートアップカンパニー:新しいアイデアを具現化するためのチームです。起業家やエンジニア、デザイナー等から成ります。
- 投資家:スタートアップカンパニーの描くアイデアに価値を見出し、それに投資をします。これがスタートアップカンパニーの資金となります。
- アーリーアダプター:多くの一般市民が「生活を便利にする新しいもの好き」であるため、市場でのテストが行い易い環境にあります。
- 大学等の研究機関:新しい技術が産まれるだけでなく、スタートアップ志向のある学生が輩出されます。スタートアップカンパニーが「新芽」なら、研究機関は「種」といえる存在です。
- 調査会社:スタートアップカンパニーの価値を正しく評価します。
- 大企業:成長したスタートアップカンパニーを正しい価格で買収します。買収されたスタートアップカンパニーの起業家は、それを元手に新しい起業を試みるだけでなく、投資家としても活動をします。
いかがでしょうか。
スタートアップカンパニーだけでは、スタートアップは上手くいきません。産み、育て、そして巣立っていく(さらには巣立った後また戻ってこられる)エコシステムが確立されていることが、サンフランシスコのスタートアップを支えているようです。
リンリン