サンフランシスコはスタートアップ施設がいっぱい!

はじめまして。忍者SE3人組の1人、リンリンです。

 

サンフランシスコには、たくさんのスタートアップ施設があります。

日本にも複数コワーキングスペースが存在しますが、日本のそれと大きく異なる点を2つご紹介します。

 

エレベーターピッチなどのイベントが多く開催されていること

エレベーターピッチとは、スタートアップ企業が投資家に対し、数十秒〜数分というごく短い時間で事業/サービスコンセプトをプレゼンする、というイベントです。その場で投資家が評価をし、評価が高ければ投資を得るチャンスとなります。

日本でも最近ようやくスタートアップ企業と投資家を結ぶイベント(「Japan Night」など)が増えてきましたが、サンフランシスコでは既に毎週のように街のどこかで開催されています。

ちなみに、こういったイベントは「Eventbrite」というイベント検索サービスで見つけ、予約することができます。

 

www.eventbrite.com

 

一般市民と接点が持てるオープンスペースが併設されていること

オープンイノベーションは、コワーキングスペース内だけで起こるわけではありません。スタートアップサービスのユーザとなる一般市民も、重要なファクターです。

2015年5月末にオープンしたばかりのスタートアップ施設「Bespoke」には、通常のコワーキングスペース以外に、サービスや製品をデモするためのスペースや、外部公開できる会議室エリア、展示販売スペースなど、一般市民と関わることができる空間を多く持っています。

特に驚いたのは、この施設がサンフランシスコの中心、マーケットストリートの「WESTFIELD」という商業施設の中に存在することです。平日から、多くの一般市民が行き来する中、デモや展示を通じて意見を吸い上げ、それをサービスや製品にフィードバックすることができるようになっています。

こういった取り組みをファシリティレベルで支援しているスタートアップ施設は、日本ではまだあまり多くはありません。

 

 

いかがでしょうか。

イノベーションを起こすのは人間ですが、それを育む「土壌」がサンフランシスコにはあるように感じました。今回はスタートアップ施設を例に挙げて説明していますが、その「土壌」はもちろんファシリティーだけではありません。

今後の記事で、他の要素についてもお話していければと思います。

 

リンリン